HSコードとは、Harmonized Commodity Description and Coding Systemの略称で、国際貿易商品の名称及び分類を世界的に統一する目的で作られた6桁コード番号です。日本を含む主要貿易国で利用されており、世界貿易量の98%をカバーする国や地域で利用されています。日本ではこの世界共通の6桁のHSコードに日本独自に細分化して管理するために3桁のコードを足して分類しています。この日本独自の3桁のコードを足した9桁のコードのことを統計品目番号と呼んでいます。
最近ではコンテナ船のスペースの予約がWEBブッキングが主流となりつつあり、ブッキングの時点で貨物の情報としてHSコードを入力させるケースが増えています。輸出する商品のHSコードが何になるのかはある程度は知っておく必要があると思います。過去に輸出実績のある商品であれば、輸出許可通知書にHSコードの記載があるので確認ができます。