スリランカ向け中古車輸出再開、まずは高級車からか?

2025年2月1日にスリランカの自動車輸入停止の措置が解除され、約5年ぶりにスリランカ向けの中古車輸出が再開されることになりましたが、輸入解禁後の動向をスリランカ人の中古車輸出業者から話を聞くことができました。

スリランカ向けと言えば、ライズ、ヤリスなど低排気量の車種が人気のマーケットでおそら今回の輸入再開でもこのクラスの車種がメインのターゲットになると予想されますが、現時点では政府の税金が確定せず変更される可能性があり、まだ様子見をしている状況のようです。政府の税金の設定次第で人気車種が変わる可能性がありそうです。一方、スリランカの富裕層はお金があっても新しい車を買えない状況が5年間続いていたため、その反動で高級車に買い注文を入れてきているようです。彼らは税金がどうなろうとお金のことは気にしないため、とりあえず車をすぐに買いたいということのようです。受注の状況を聞くと、アルファード、BMW7シリーズ、ポルシェ、フェラーリなどを受注しているとの話でした。この状況から考えますと、スリランカ向けはまず富裕層が発注する高級車の輸出からスタートして、税金の目安や現地の相場観が出来上がってきたころに定番車種の輸出が始まるのではないかと予想します。

また現地では年式規制を3年から5年に変更する可能性について議論されているという話も聞きましたので、年式規制が変更となれば人気となる年式も変わる可能性がありそうです。自動車の輸入再開を決めたものの、スリランカ政府の態度がまだ決まらないため、ある程度の流れができるまでは車両の仕入れなどは様子を見たほうがいいのかもしれません。